長野玉栄寺での永代経、川付宇美八幡宮の上宮祭と春季年祭の紹介

毎年5月中旬に表記のお寺行事と神社の行事が行われます。

14日()玉栄寺で永代経が昼座・夜座の二座が行われ、翌15日()の昼座で満座となりその後、門徒総会が行われました。

15日()は宇美八幡宮に於いて午前10時から上宮祭が行われた後、午前11時から春季年祭が行われました。
例年、お寺と神社の行事が重なる日は、年によっては氏子総代さんの中には神仏掛け持ちで忙しい時があります。

長野の玉栄寺の永大経の様子と川付の宇美八幡宮の上宮祭、春季年祭の様子を関単に紹介しましょう。

◇懬谷山玉栄寺(浄土真宗本願寺派)永代経P1090910 (2)-w1000

14日(土)昼座は午後1時、夜座は午後7時半開始で行われました。
参加者全員で「真宗宗歌」を合唱の後、仏婦(仏教婦人会)により「献灯・献花・献香」が行われました。
15日()の昼座は門信徒男性により仏婦による「献灯・献花・献香」に代り「伝供(でんぐ)」が行われますが、信者が二列に向き合い交互に手渡しで献灯・献花・献香が行われます。
14日に行われた様子を紹介します。

○献灯・献花・献香(二人づつ並んで古典の曲が流れる中で行います) この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る
○献灯と献花された台の様子(左右一対) この写真を見る 
引き続いて仏婦代表による「代表焼香」が行われ参加者も自席で一緒にお参りします。
○代表焼香の様子 この写真を見る この写真を見る 
代表焼香が終わると玉栄寺住職の先導により全員で「読経(正信念仏偈しょうしんねんぶつげ)」をお勤めします。
○読経の様子14日 昼座 この写真を見る この写真を見る  夜座 この写真を見る 
門信徒数が少なく門徒数48軒、信徒数35軒ですが、14日の昼座にお参りされる方が少ないのも住職にとって悩みの一つだろうと思います。
読経が終わると「法話」が行われますが、今回は玉栄寺住職が三座共講師を務められました。
法話がおわると、「恩徳讃」を合唱し、住職の挨拶の後、閉会になりますが仏婦で準備してくれたお茶を頂いて散会になります。

◇長嶽山宇美八幡宮上宮祭春季年祭この日の祭典は二か所で行います。
上宮祭
神功皇后が「仲哀天皇」の亡骸を香椎宮より移しここに仮埋葬したと伝えられる古墳の祠(1~14号まである古墳群の内1号墳がその場所と伝えられており、前方後円墳の円墳部に祠があり香椎宮の方を向いており、地元では奥の院と称している)の前で行います。
今年は祭典会場へ祭具等の運搬準備に取り掛かった時に小雨が降りだしたので会場を急遽拝殿に変更して祭壇を設けました。(山中の野外で行う祭典の為、降雨時には250mほど離れた本殿の拝殿内に祭壇を設けて行う様にしています)

午前10時祭典開始、祭壇に向かい一同敬礼の後「修祓(しゅばつ)」「大祓詞奏上(おおばらいしそうじょう)」「祝詞奏上(のりとそうじょう)」玉串拝礼(たまぐしはいれい)」「直会(なおらい)」と順次行いこの祭典は終了しました。

○修祓(祭壇に供えられた神饌等のお祓い) この写真を見る この写真を見る 
(参列者のお祓い) この写真を見る 

○大祓詞奏上 この写真を見る 

○祝詞奏上 この写真を見る

修祓・大祓詞・祝詞などを奏上時の参列者 この写真を見る 

○玉串拝礼(宮司⇒宮方⇒氏子会長⇒責任役員⇒氏子総代代表⇒参列者代表の順に行いますが、残念ながら今年は一般参列者は皆無でした。掲載した写真は氏子総代代表が宮方から玉串を受け取る場面:作法では玉串を受ける人は右手を上から軽くつまむ様な形で受けます⇒6月下旬には総代さん達にその作法等の研修会が行われます) この写真を見る 

○直会
(神前に供えた神酒を参加者全員で頂きます) この写真を見る この写真を見る 

春季年祭(春季祭とも称しています)】
午前11時祭典開始、本殿に向かい一同敬礼の後「修祓」「神饌を奉る(しんせんをたてまつる:献饌)」「大祓詞奏上」「祝詞奏上」「玉串拝礼」「神饌を撤す(しんせんをてっす:撤饌)」「直会」に引き続き「退任者へ感謝状贈呈」を行った後祭典を終了し、会場の片づけを行って川付公民館に移動し昼食を頂き解散しました。

○修祓(祓詞は神殿前で行われます) この写真を見る 
(社務所に準備した神饌のお祓い) この写真を見る 
(参列者のお祓い) この写真を見る 
○修祓~祝詞奏上中の参列者 この写真を見る 

○神饌の受け渡し
(献饌には社務所から神殿まで総代が順番に送り渡して宮方に引き継ぎ宮司が神前にお供えします。神饌を運ぶ順序、受け渡しには作法があり神饌に息が掛からないように目線より高く持ち三宝の上の縁に指を掛けない様に持つのが好ましい) この写真を見る 

○大祓詞奏上(神殿内で宮司が太鼓を叩き乍ら奏上します。祝詞奏上も神殿内で行います) この写真を見る 

○直会(神前にお供えしたお神酒を参列者皆で頂きます) この写真を見る 

○感謝状贈呈(三年間以上の任期を全うされた総代さんに贈呈されます。今年は二名の総代さんが受けました) この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る 

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