IT長糸の風は、豊かな山林と水源を有する「長糸」で活動するサークルです。

宇美八幡宮の御神木(いちい樫)折れる

9月22日の夜、台風17号の強風で、大きな轟音と共に(宮司宅の方が聞かれた)境内にあった樹齢千年以上(糸島市の保存樹の指定を受けており専門家によると千七百年位経つだろうとの話)と言われていた樫の木が根元から折れてしまいました。

境内の斜面下側に向かって折れたため、斜面下側に鎮座した末社の猿田彦社を押しつぶしすぐ横の末社も棟部分が破損しました。
素人では手もつけれない大木なのでそのまま朽ちるのを待つか専門家に頼んで切出すか検討中です。
地域の人に代々親しまれて来た自慢のご神木でもあり後世に存在してきた証として伝え残せる様なのものにしたいと思います。
戦時中はこの木の樹皮の陰や割れ目に寄生している「シーボルトコギセル貝」をお守りとして出征する人達や戦地の兵隊さんへの慰問袋に忍ばせて送るなど重宝されていました。(仲哀天皇が朝鮮出兵の帰路、草鞋に付いて来た貝との事で凱旋貝とも呼ばれ旅に出ても無事戻るようにとの願いが込められていたのだそうです)
現況写真
➀斜面に沿って倒れた様子  この写真を見る 
➁末社部に倒れ込んだ様子(猿田彦社は倒木の下)  この写真を見る 
③神輿道から見た跡  この写真を見る この写真を見る 
③境内から跡地を望む  この写真を見る 
④倒木と末社屋根の応急処置(ブルーシート掛け)  この写真を見る 

校区フィールドワーク

8月22日(木)、長糸小学校の先生たちと長糸校区歴史文化部会のメンバーで今年は「瀬戸行政区」「本行政区」にある地域として知っておいてもらいたい場所を回りました。

概要書は小学校で作成してありました。

長糸小学校の生徒に地域のよさを教える為に現地におもむいて自分たちで体感しようと数年前から先生たちが歴史文化部会のメンバーに説明をしてもらいながら一緒に回る夏休み期間の行事です。

公民館に集合し午前9時、数台の車に分乗し瀬戸行政区にある「天降神社」⇒「庵寺」⇒「初瀬屋跡(銘酒岩泉醸造所)」⇒本行政区にある「二股分水」⇒「川上六所神社」⇒「流れ天神(伝説)」⇒「白糸酒造」の順で回りました。

※瀬戸:イチゴ栽培が盛んで「観光いちご狩り」が人気です。
当日もいちご苗の準備をしている農家がありました。

天降神社(あまおりじんじゃ)」1546年に建立されたと言われ瓊瓊杵尊・菅原道真公が祀ってあり、末社としてあった八幡宮(祭神:ホムタワケノ尊)髙田神社(祭神:神功皇后)も明治時代に合祀されたとのことです。
12月中旬に行われる道真公を偲んで行われる天神講は独特なお祭りです。
○拝殿で説明を聞く   この写真を見る この写真を見る この写真を見る
○由緒書き  この写真を見る 

庵寺(あんじ)」閻魔大王や数々の仏像(座像)が三方に祀ってありました。正面の大きな仏像(立像)は阿弥陀像ではないかと思いますが確認するのを忘れました。
建物の横に建立の由緒を刻んだ石がありましたが文字部分が汚れており解読できませんでした。
○説明を聞く  この写真を見る   この写真を見る 
○仏像  この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る 

初瀬屋跡」江戸時代に創業されて【銘酒岩泉】を醸造してありましたが戦時中に廃業されたとのことで、レンガ造りの煙突のみが残っています。
○説明を聞く  この写真を見る 
○レンガ作りの煙突  この写真を見る この写真を見る 

※本(昔は本区と称しており年配の人は今もそのように呼んでいます)
本行政区内には曹洞宗の寺が1寺、浄土真宗本願寺派の寺が2寺がありますが、今回は訪問しませんでした。

二股分水」長野川の水流を川付の大井手堰で分水し本に位置するこの堰で西側(瀬戸~一貴山・深江方面)と東側(本~加布里方面)へ分水する様になっています。

明治26年の干ばつで稲作も枯れ始めた7月12日夕方から西流れ側の農民と東流れ側の農民が水の取り合いでにらみ合いがあり警察も介入する様な争いがありました。(一説によると双方で二千人ほどが鍬や鎌、竹やりを持って集まったとのことです)
その後、双方話し合いの上、分水路の内法を東側五尺、西側六尺六寸と定め堰板の高さも原則八寸とし何人も勝手にその幅や堰板の高さを動かすことをしない様に定め、現在もそれが守られています。
○二股分水  この写真を見る この写真を見る 

川上六所神社」明治11年に六ケ所にあった神社をここに合祀したといわれています。
三月に行われる初午祭の鷽替え行事が有名です。
○神社前で説明を聞く  この写真を見る
「流れ天神」約260年昔のハツ親子の悲しい伝説により親子が流れ着いたといわれる川沿いに祀られています。
○ハツ親子像  この写真を見る 
○説明を聞く  この写真を見る 
○長野川  この写真を見る この写真を見る 

白糸酒造」長糸にただ一軒残り現在操業している酒造所です。
昔は校区内に三軒ありました。
清らかで豊富な水と酒米栽培が盛んな地域の象徴でしょう。
昔は杜氏の経験により仕込まれていたとのことですが、現在は若い人が主で各種のデータ管理によって仕込まれているとのことです。
ハネギ絞り で全国的にも有名になった酒造所で、JR九州の七つ星列車にも提供されています。
田中酒造社長さん丁寧な案内有難うございました。
○ハネギ絞りの模型(模型の奥に見えるのがハネギです)  この写真を見る 

 

盆踊り

私が住む地域(行政区)では、現在も8月13日の夜、初盆のお宅に地域住民が各々仏前に手を合わせた後、前庭で盆踊りをする習慣があります。
途中、中休みを挟んで約一時間を要します。
中休みには飲み物や食べ物が振る舞われます。
帰りには踊りに参加した子どもにはお土産にお菓子を一袋いただけるので子どもにとっては、それも楽しみの一つでしょう。
今年は3柱の新佛があったので、午後7時から午後10時まで掛かりました。
今年は子どもの参加者も20人近くあったのではと思います。
初盆者のお宅にとっては、13日は初盆参りの方も多くお参りの方の対応と盆踊りの接待等大変だろうと思いますが、里帰りした方たちは私も子どもの頃に踊ったので思い出しながら踊ってみますと参加される方もあります。
現在は校区内の6行政区の内、初盆者宅で盆踊りをするのは私たちの行政区のみになりました。
他の行政区は15日に広場に祭壇を設け合同慰霊祭として行っている様です。

○盆踊りの様子  この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る
○盆踊り(動画)