ふるさと【長糸】再発見 その③ 川付編

9月5日(土)表記のフィールドワークが行われました。
今回は「川付」についての学習会です。IMG_20150906_0001_NEW-v1000

公民館で館長により概要説明が30分ほどあり最初の目的地「荒毛2号墳」に向かいました。

◯公民館での説明会スナップ この写真を見る

「荒毛2号墳」は四世紀頃築造されたと想定される古墳で、長糸小学校裏の長糸公園にあり植林された杉林がなければ長糸を360度一望出来る様な小高い古墳(1号墳はこれより少し高い)で、今年糸島市教育委員会文化課による試掘で【前方後円墳】であることが確認され、現在糸島市で確認されている【前方後円墳】では2番目に大きな規模のものだと発表されており、現在は所々に転石がありますが、試掘調査で前面石で覆われていたことが確認されています。
前方墳部には未発掘の石室と思われる個所があるのでその内に発掘調査をされることになっていますし埋葬場所が2号墳の一部なので2号墳埋葬者との関係など興味深いと言われています。
又、2号墳は戦国時代に稲葉伯耆の守(高祖城主原田氏の家臣)による出城(建物は構築されずに集合場所として使われていたらしい)として使われていたとの説もあり、高祖城が落城した時に自害したと言われる稲葉伯耆の守とその家来を祀った祠があります。
この祠は古墳の石室を再利用されたものだろうと言われ一部に朱が残っています。
◯稲葉伯耆の守と殉職者を祀ったと伝えられている祠(内壁に朱が残っています) この写真を見る 
また、この祠は地域の人に「伯耆の守」と呼ばれ長野地区の人が現在も毎年7月にお祀りをしています。
◯荒毛2号墳に向かう参加者(右側の建物は長糸小学校校舎) この写真を見る 
小学校校舎前で公民館長により荒毛2号墳試掘調査に至った経過と古墳概要説明がありました。
◯概要説明を聞く参加者 この写真を見る この写真を見る 
◯2号墳へ階段伝いに向かう参加者
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◯公民館長の説明を聞く参加者(後円墳部) この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る
※長糸公園からの眺望
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長糸公園の坂道を下ると小学校西側道路沿い八反田集会所(お地蔵さんが祀ってあります)があり会員(吉丸直子)さんから複数の地蔵像の沿革についての説明がありました。
◯説明を聞く参加者 この写真を見る 

引き続き「八反田」地区に残る屋号について当時の家業や由来等を川付の会員(吉丸直子)さんより説明を受け、現在の道が県道前原富士線が出来るまでは主要道路だったとの説明も受けました。
◯大原川(洞川)の下流にある転倒式井堰(通常この部分でほんの少し分水し川付区に隣接した本行政区の一部田圃の灌水を行った後、羅漢川に合流します主流は200m下流で羅漢側に合流) この写真を見る 
◯八反田界隈の家並と屋号の説明を聞く参加者 この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る 

この後、公民館に一旦戻り「宇美八幡宮」に向かいましたが途中、酒造工場跡に立ち寄り酒蔵の中を見学させてもらいました。
◯ハネギ用樫の木(半世紀以上前に廃業されたが、今も天井から吊り下げて保存されている) この写真を見る 

◯宇美八幡宮の参道を行く参加者(左側の藤は毎年五月の連休頃満開し見物客も多く見えます。4月29日には藤棚の下で「寿齢祭」が行われます) この写真を見る 
宇美八幡宮では、「武内宮司」により神社の由来や各社殿の祭神等の説明を受けました。
また、このお宮には神仏混合時代に建立された鳥居や糸島市で現存する狛犬では一番古いと言われるものが拝殿前にあります。
月例祭及び例大祭としては:1月「新年祭」 4月「寿齢祭」 5月「春季大祭」・「上宮祭」 7月「夏季大祭」 9月「末社合同祭」 10月「秋季大祭(神幸祭)」 12月「大麻頒布祭」の祭典が行われ、10月の秋季大祭は「神幸祭」と称し二日間にわたり行われ、二日目の午前に行われる「室小路祭」は神社境内から約300m東方向に離れた「室小路」と言う場所で稚児を主体にした祭典でその起源は珍しいと言われています。

今年は10月10日(土)午後8時に三台の神輿に祭神を移す行事の後9時下向開始しお旅所に到着次第「淀祭」が行われます。(午後6時から参道に地域の人による夜店が出ます)
10月11日(日)は、午前11時稚児が神社を出発し室小路に於いて「室小路祭」午後1時からお旅所祭~鎮座祭が予定されています。
秋季大祭には「楽師(笛吹き同時)」による雅楽演奏が「室小路祭」を除き各祭典毎に行われます。

◯境内で武内宮司の説明を聞く参加者 この写真を見る この写真を見る  この写真を見る
◯小石が沢山乗った弐の鳥居(市道表川付道路沿いの大鳥居は参の鳥居) この写真を見る
◯拝殿前で説明を聞く参加者   この写真を見る
◯拝殿前の狛犬 この写真を見る 
この一帯は「長嶽山(ナガタケヤマ又はチョウガクサン)」と称され14基の古墳があり1号墳は「仲哀天皇」の亡骸をを香椎宮より移して殯(モガリ)を行ったとの伝えもあり上宮(氏子は奥の院と呼称)となっており毎年5月に上宮祭と言う祭典が行われており、この1号墳も前方後円墳になっています。
◯神輿道から上宮に向かう参加者(古木や杉の生い茂るなだらかな山道を行きます) この写真を見る この写真を見る 
◯上宮前で説明を聞く参加者 この写真を見る この写真を見る この写真を見る
◯上宮の社(祠:正面は香椎宮方向を向いている) この写真を見る 

次に大原の庄屋、川上家跡(H23年火災で数多くの貴重な資料も焼失しました)に向かい会員(山下千鶴)さんにより説明を受けました。

◯川上家跡に向かう参加者と途中にある「長福寺」前で説明を聞く参加者 この写真を見る この写真を見る
◯川上家の説明を受ける参加者と屋敷跡の隅にある梵字が刻まれた石碑 この写真を見る この写真を見る この写真を見る 

その後伝説として残る「やけどんの火」の犠牲者「小若さん」を祀ってある祠に向かいました。
◯祠へ登る入り口で説明を聞く参加者 この写真を見る 
◯小若さんの祠(月命日には今も原口家により御供物をして祀られています) この写真を見る 

最後は表川付の川上家にある寿齢100年以上と言われる珍しい木「ばくちの木」を見て本日の勉強会は終わりました。
◯ばくちの木 この写真を見る 

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