9月6日(日)長糸校区合同避難訓練を行いました。
各行政区共、それぞれの方法で自主避難訓練は行われていますが、校区内全行政区一斉に行ったのは初めてです。(1行政区は8月30日に行い当日は他の行事の為に不参加)
午前10時糸島市行政無線放送により「長糸校区内に大雨による河川氾濫と土砂災害の危険性が大きくなったので直ちに避難してください。」と「避難勧告」が出され、それぞれの行政区別に各行政区指定の避難場所に集合し、参加者の確認、不参加者の理由と人数確認、集合に要した時間等の把握を行った結果を自主防災役員は長糸公民館に待機した各行政区長に報告することまでを行いました。
休日出勤や中高校生の課外授業、クラブ活動等で参加出来なかった人たちへの啓蒙方法は今後の課題でしょう。
11時から自主防災会役員を対象に糸島市危機管理課の協力で「図上避難訓練(DIG)」を糸島市防災士の会「てまがえ隊」の指導を受けながら各行政区別に分かれて行いました。
※避難訓練の様子(歩行避難)
川付行政区の様子を掲載します。
川付行政区は4隣組ありそれぞれの隣組を2~3班に分け、それぞれの班に副班長を置き「避難」が必要な場合は、副班長宅に集合した後、班長(隣組長)の判断で指示された避難場所に移動する方法をとっています。
今回の避難場所は「川付公民館前の広場」を想定しました。
◯表川付班(3班構成) この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る
◯大原班(2班構成) この写真を見る この写真を見る
◯八反田上組班(3班構成) この写真を見る この写真を見る この写真を見る
◯八反田下組班(2班構成) この写真を見る この写真を見る
◯指定避難場所へ集合(所要時間17分~27分) この写真を見る
◯参加者の再確認&報告(副班長から班長) この写真を見る この写真を見る
◯集計(班長から三役へ) この写真を見る
早朝の雨も上がりのんびりとした避難状況ですが、歩行困難な人の移動や高齢者の歩行介護状況等これでよいと思います。(211名中65名参加、9名入院中の為不参加、参加率32%)
行政区未加入者13世帯(35名)の内1世帯(2名)が初めて参加してくれ嬉しい反面、声を掛けても「参加したくありません」との声があった事は非常に残念であり、実際に災害に遭遇した時、この様な人達を救助に向かった人(若い消防団員がその役を担うことになります)が二次災害に遭遇する危険性を考えているのだろうかと疑問を抱きました。
(地域住民の安全・安心を担う若い分団員達は各行政区々長の要請や分団長の命令があれば行動する手はずになっております)
※図上訓練の様子
◯参加者に趣旨・要点説明 この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る
◯白糸自主防災班 この写真を見る この写真を見る
◯川付自主防災班 この写真を見る この写真を見る
◯瀬戸自主防災班 この写真を見る この写真を見る
◯本自主防災班 この写真を見る この写真を見る
◯成果物(川付班) この写真を見る この写真を見る
遭ってはほしくないけど、豪雨等に伴う避難時に自分の行政区内の危険個所を再認識し避難時要援護者の自宅や援護に必要な情報を共有出来たことで安全に避難誘導できるものと思いました。
特記すべき点は、平成3年の台風17号に伴う豪雨(1時間当たり147mmと公表されているが、それ以上の雨量は計測できなかった)により長野川とその支流川付川で数か所の橋が決壊した経験も生かされた避難方法が配慮された点だと思います。
次回以降はどこかの行政区が自然災害に遭遇したと想定し他の行政区として必要な支援等についての研修会を行いたいと思いました。