室小路祭 御旅所祭 鎮座祭

14日室小路祭:子どもの無事成長を願う祭典で、宮座の子ども(7歳以下:今年の稚児は男児3名女児5名)を稚児として行う祭典です。

午前9時頃から神官宅で着付を行い約一キロの道のりを神主・宮座当人・宮方と一緒に歩いて11時頃から行われる祭典の場所「室小路(仲哀天皇が宇美八幡宮の位置をこの場所から見て決められたと言う言い伝えと、この近くで亡くなられたとの二説があります。)」まで出かけます。祝詞が奏上されこの写真を見る お払いを受けこの写真を見る 神主に合わせて小さな手で拍手を打ち、この写真を見る 少し疲れ気味になりますがこの写真を見る 「豆(ゆでた青豆)」を頂きこの写真を見る 「お神酒」を頂きます。この写真を見る 先に頂く人に興味津々の顔がとても可愛く感じました。この写真を見る この日の祭典に用いられる「お神酒」は全て「甘酒」です。祭典が終わると又来た道を歩いて宮司宅まで向かいこの写真を見る 昼食を摂り、午後1時からの「御旅所祭」「鎮座祭」まで長時間参加します。 きっと今夜は疲れて熟睡することでしょう。

御旅所祭:遷宮祭が終わり宮座の当番役に見守られ一晩御旅所に安置された三台の神輿の前で行われます。この写真を見る 【この場面の写真の多くは荻浦の溝口氏提供の物です。】宮方の「お汐井行事(椎の木に長野川の聖水を含ませ三台の神輿を清めます。)」で開始され、宮司による修祓この写真を見る この写真を見る の後三台の神輿にそれぞれ神饌が供えられます。(氏子や近郊の方からの供物も一緒にお供えされます。)この写真を見る この写真を見る 神饌が供えられる間、楽士による雅楽(越天楽)が奏でられます。この写真を見る 神饌のお供えが終わると「祝詞」が奏上され「大麻行事」が行われ続いて「玉串」奉奠、稚児も保護者と一緒に玉串を供え可愛い手での拍手を打ちます。この写真を見る この写真を見る この後「撤饌(供えた神饌を下げる)」が行われ「神酒(この祭典では甘酒)」を全員で頂きます。(待機中の神輿担き手スナップ)この写真を見る 式典が終わり広場へ出て来た稚児もホット一息(式典の間藁製の円座の上で我慢しておとなしく座っていました)この写真を見る この後神輿に続いて本殿までお供します。(稚児は本殿で行われる鎮座祭にも参加するのでこの日は朝の室小路祭りから引き続き三回の祭りに座ることになり大きな試練に耐える一日です。)
◆おのぼり:御旅所祭が終わると壱の神輿から順次境内まで移動しご神体を本殿に移し「鎮座祭」を行います。(▼お旅所を出発した壱の神輿とお供スナップ)この写真を見るこの写真を見る  (▼宮司・楽士も壱の神輿に随行します)この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る (▼一の鳥居を潜るまでは鳥居の貫きに飾りの鳳凰が引っかかる恐れがあり抱えて潜りますが、肩に担ぎ上げる時に神輿担ぎの呼吸が合わないと転倒の危険があり一番気を使う瞬間です)この写真を見る この写真を見る この写真を見る (▼道中境内までの坂道、御くだりでは気にならないけど御のぼりの時は一番辛い場所で、担ぎ手の身長を揃えるのも大事です)この写真を見る
鎮座祭の神饌は昔から伝えられている供物を準備しますが、宮座の人にとっては品集めの苦労と供える餅も独特の形と大きさに作るのも一苦労です。(この写真を見る この写真を見る この写真を見る この盛り合わせを三組作ります) ただそのために宮座の人皆が一堂に集まり宮司や経験者に教えてもらいながら和気藹々と準備するコミュニケーションの場にもなっています。
◆餅撒き
鎮座祭が終わると宮司・役員・氏子総代によって餅まきが行われます。(▼今年は稚児にもその役をさせましたが稚児も大喜びでした。)この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る

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