IT長糸の風へようこそ!

豊かな山林と水源を有する「長糸」で活動するサークルです

第4回長糸ふれあい文化祭2005 2ステージ編

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〔2〕皆さんお待ち兼ねの「ステージ発表」会場編
小学校体育館を会場に小学生児童の学年別発表と地域のサークル活動の練習結果の発表、長糸保育所年長組児童によるステージ発表が行なわれました。 小学生はさすがに学年別により内容の充実差が出ていましたし、上級生になると児童が自分達で演題・脚本つくりをして演出まで行いました、と言うことを聞き自主的に物事が出来る教育が行なわれているのだな~と感じました。 発表方法もプロジェクターやブラックライト応用による発表と色々工夫されており昔人間にはびっくりするような技法を使いこなす児童には感心しました。 スナップ写真は便宜上次の順序でまとめましたが、ステージ進行は地域の方の発表と児童の発表が交互に行なわれるよう組み合わせた順序でした。
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「村すずめ」のメンバーによるコーラス披露「証城寺の狸ばやし」・「もみじ」等の皆が知っている歌を聞かせてくれました。

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コーラスの伴奏を受け持ってくれたお嬢さんのスナップです。

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社会福祉協議会の皆さんによるコーラス、「汽車メドレー」や「長崎の鐘」を聞かせてくれました。 最前列は伴奏を受け持ってくれた大正琴のクラブ「レインボー会」の皆さんです。

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童謡には子ども達は勿論、観衆も一緒に手拍子をとって楽しんでいました。

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大正琴「レインボーの会」の演奏スナップ、「千曲川」「霧の摩周湖」等独特の旋律で聞かせてくれました。

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詩吟同好会の皆さんによる吟詠スナップです。 吟題は「和歌七重八重(兼秋親王)」とJR博多駅前の銅像でおなじみの黒田武士(毛利太兵衛)と銘槍(めいそう)日本号を漢詩に現した松口月城氏作による「銘槍日本号」に編者は格別の感銘と懐かしさを覚えました。 (松口月城氏は長糸に縁が深い方で「白糸の滝」の情景を漢詩に表された「白糸の滝」と言う詩も全国の詩吟愛好家には知られていますし、旧公民館には肉筆の額があった記憶が・・・・・・・)

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健康体操クラブの皆さんによる自彊術(じきょうじゅつ)を参加者も一緒に行ないました。 少し座りっぱなしで体が硬くなる頃なので体をほぐすのには良い頃合でした。

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踊り同好会の皆さんにより「河内おとこ節」などが披露されました。

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長糸保育所の年長組児童による「イス体操」 イスを使った色々な運動でタンプリングに近い演技もあり、どこかの国の雑技団と間違うほどの素晴らしい演技を披露してくれました。

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1年生児童の演劇「サラダで元気」病気のお母さんに動物に教えてもらった栄養豊富な材料の組み合わせで作ってあげると元気を取り戻すことが出来たと言う劇でしたがみんなはっきりとした発音で良く出ました。

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2年生児童の発表「長糸だいすきたんけん記」、長糸の色々な職場を手分けして訪問し2年生の目で見た素晴らしい仕事の内容などをプロジェクターを使って発表しました。 訪問先の皆さんご協力有難うございます。

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3・4年生児童の合同発表「お話プレゼント隊」、いつもは自分達が読み聞かせをしてもらっているが、今度は、長糸保育園の園児に自分達が読み聞かせをしようと、園児がどの様なことに興味を持ってくれるだろうと自分達で保育士に相談した上、みんなで話し合った上、一回目を実行し、そのときの園児の様子から反省し、もっと興味を持ってくれる内容や方法は無いだろうかと紙芝居を取り込んだ「ブラックシアター」と言う方法で行なったらもっと喜んでくれたと苦労した体験談と喜んでもらえた充実感を交え発表してくれました。 実社会でも中々実施されていないPDCAの手法を異学年合同で考え付いたとは素晴らしいと共に頼もしい児童達が育っています。

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5年生児童劇「勇気のつるぎを求めて」自然の不思議と素晴らしさを織り込み、以前作られていたビオトープを自分達で改修した時の苦心談と成功した喜びを児童の自作自演による演劇として発表してくれました。

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6年生児童劇「花子さんとラブレター」これも児童の自作自演による演劇で腕白坊主グループにまつわる学校生活を喜劇調にまとめてくれ、観客は爆笑の連続でした。

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「花子さんとラブレター」のナレーションスナップで、数名が交代で行なっていました。 他の学年も同じ方法をとってくれていましたが6年生の一場面だけを紹介しておきます。 さすがに最上級生だけあって、スピード、抑揚等素晴らしいナレーションでした。

〔3〕展示会場編へ続く・・・

第4回長糸ふれあい文化祭2005 1収穫祭編

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長糸校区・長糸小学校合同で行なわれる「長糸ふれあい文化祭」も4回目を迎えました。

昨年の様子はこちら

校区の子どもからお年寄りまでが参加して楽しめるイベントとして定着できたようです。 準備には公民館・小学校を主体に校区の区長をはじめ各団体やサークル関係者が協力して事前の数回の打合せや当日の会場設営・運営、後片付けと大変ですが・・・・・・・・・ 関係者の皆さんご苦労様でした。

当日の様子を会場別に簡単な報告をしましょう。

〔1〕皆さんの胃袋を満足させる「収穫祭」会場編

小学校のピロティーを会場に地域の方の指導で小学生が植え付けから収穫の体験をした「もち米」「サツマイモ」「野菜」等を材料にしたご馳走を感謝の気持ちを込めて、地域の人に味わっていただこうと昨年から始められた行事ですが、先生やPTAの方達は朝早くから下準備で大変だったでしょう。 編者も腹一杯ご馳走になりました。

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餅つきの準備・野菜スープの準備会場の状況です。 手前では餅つきの為の蒸篭(せいろ)から湯気が上がっており、そろそろもち米も蒸しあがるころでしょう。

左奥の方で野菜スープの準備が進んでいました。

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お母さんの指導で味付け中のスナップです。恐る恐る醤油を継ぎ足している児童の真剣な顔。

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お母さん達の味チェックも終わり最後の仕上げ、早く始まらないかな~と待っている児童の姿。

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運動場の片隅では、わらを燃やして焼き芋が出来ていました。

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陰のほうではネコ車(一輪車)に乗っている子も・・・・・・

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火の番を担当していた児童の中には初めての経験者もいたようです。 昔は年末の行事でこのくらいの年齢の子は各家とも火の番をやらされていたようですがね。

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お年寄りを相手に餅のつき方を習う子どもの真剣な顔。

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女の子には杵が少し重すぎたかな?ぎこちない持ち方だが一生懸命に搗いたよね。

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搗き上がった餅を適当な大きさにちぎるのは矢張りおばあちゃんの役目? 小さい子供も中に入って一生懸命丸めていました。

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試食会開始前に大根下ろし餅を先生が配ってありました。 大根の辛味が食欲をそそり、薦められるままに編者も手掴みで一個頂きました。出来上がるまでに「おこわ」とこの「下ろし餅」を食べるのは餅つきの楽しみの一つですよね。

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熱々の美味しい野菜スープが出来上がりましたよ~

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美味しかった~お代わりしようっと!

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今日のご馳走、野菜スープ・餅・アルミホイルの中は熱々の焼き芋、藁灰の余熱でじっくり芯まで焼かれ見事な焼き上がりでした。 このほかに下ろし餅も薦められましたが、最初につまみ食いしていたので遠慮しました。

〔2〕ステージ編へ続く

小蔵寺柴灯護摩法要(さいとうごまほうよう)体験記

小蔵寺に関する予備知識についてはこちら をご覧ください

◆編者は仏法に疎いため用語等に不適切な使い方や誤字があると思いますが、ご容赦願います。◆

小蔵寺より糸島平野の展望Image2

快晴とまではいかないが、糸島平野が展望できた。
幟の左に見える島は能古島、その先には霞んでいるが志賀島が見える。
左側、杉山の先に九州大学伊都キャンパスが見える。

 

it_logo白糸の滝

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今年は雨が少なかったせいか水量は少ないようだ。この滝は「不動明王」の尊顔に沿って流れる水があり他にも見る人によっては「大黒様か毘沙門天」が滝水を浴びておられて姿も見えるとの言い伝えがある。皆さん分かりますか?弘法大師もこの滝で行をされたと言う伝えがあります。

 

 

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真昼でも小屋の前の寒暖計は摂氏12度を示していた。
滝つぼ周りはさらに低温と思われる。 



 

it_logo小蔵寺

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近年10月の最終日曜日に法要が始まる前の様子。弘法大師も滝の行をされたと言い伝えがある由緒ある真言宗の寺院であったが、永い間途絶えていた。23年前現住職の岡公然師によりこの場所に再興された。白糸の有名な冬の行事「寒みそぎ」はこの寺の行事が起源との言い伝えがある。

 

白糸の滝前に設けられた護摩壇

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白糸の滝を背面に今日の法要の為の護摩壇が設けられていた。角材を井形に組み周囲をヒノキの葉で覆った護摩壇

地元有志の協力でヒノキの葉は集められ地元の消防団員も可搬式ポンプを用意し火災事故防止の為待機していた。


滝つぼへ向かう信者一行

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遠く山口県宇部市から大勢の信者が参列されており数人の方が白装束の姿で滝の行に向かわれた。

 

滝つぼにて

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岡導師の祈願を合図に滝行の信者も滝つぼに入る。

この先滝の真下まで進み滝の行に入る。

気温から推定し水温は摂氏12度以下と思われるし痺れるほどの冷たさと思う。

 

滝の行

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岡導師の先導で滝の行に参加した信者のスナップ滝つぼから滝下までの移動で足先は冷え切っているだろう。

一心不乱に経を唱える姿を間近にした編者もその気高い雰囲気に気が引き締まると共に身の振るえさえ感じた。

滝の行の中に高校生が二人参加していたと後で聞きその気概に感激を受けた。

 

護摩壇への放弓作法

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滝の行が終わり導師が道場に入られた頃合いを見計り行者装束の僧により道場四方の上空に向かい矢が放たれ最後に護摩壇に結界の矢が放たれた。

東西南北の各方向の空に放たれた矢は参列者が競って拾っていた。

端午の節句の破魔弓の由来はこの行事が起源か?

 

燭台の神火より点火

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放(法)弓作法の後に法刀作法等の結界の作法が滞りなく終わり参列の僧職により青竹の先に仕込まれた檜の皮部分から作られたと思う松明に点火された。

 

点火された灯明の火振り

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青竹の先に点いた火を大きな円を描くように振り回す作法が行なわれた。

二人の僧の呼吸の合った作法に全員見とれていた。

 

護摩壇に点火直後

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灯明より移された神火により護摩壇を覆った檜の葉が発する煙に風下の参加者は煙たさを逃れていた。

このすぐ後風向きが変わり導師が煙と猛焔による熱風に包まれたが微動だせずに祈願文を唱えられていた姿には神秘的な印象を受けた。

 

護摩木

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井形に組まれた護摩壇が炎を上げて姿を現した頃導師と僧侶により護摩木が読経の中、一枚一枚火中に投げ込まれた。

護摩木に託された参列者の願いを聞き届けたぞ!

との合図かの如く、この頃には炎は真上に向かって燃え盛っていた。

 

火渡り

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護摩壇と護摩木が燃え尽きた頃、炭火が敷きならされ(火伏せの行と表現した方が適切かも知れませんが)

清めの儀式が行なわれた後導師により火渡りの行がはじまった。

続いて僧職(修験僧)がまだ赤い色が少し見える炭火の上を素足で一歩一歩力強い足取りで渡り終え

 

参列者の火渡り

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法要に参列していた人達に交じり近郊の参列者も素足で火渡りの行に参加しました。

渡る前に手渡された守り札を手に、私も体験しました。

この行を行なうと無病息災の霊験があるそうです。

 

it_logo野点のお茶をご馳走になる

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式も無事終わり昼食をご馳走になった後、遠く山口県の宇部市から駆けつけて来られ今日の行事の手伝いをされて居た信者の方が点てられたお茶をご馳走になった。

遠来の信者の皆様ご苦労様でした。又来年もお会い出来る事を楽しみに待っています。