昨夜から今朝方にかけての雨も止み、【宇美八幡宮】を昼過ぎに覗いたら初詣で客を迎える準備が整っていました。
宮座の皆さんお疲れ様でした。
帰路【玉栄寺】に寄ると、除夜の鐘を突きに参加される方を迎える準備もほぼ出来ており午後10時過ぎには採暖と照明の設備も整う予定です。
我が家も新年を迎える準備が終わりました。
最近は大きな神社(すぐ近くまでの交通機関が整った)に初詣でをされる方が多い様ですが、夫々の【氏神様】に参拝することも忘れないで欲しいと思います。
宇美八幡宮参道
◯夜の参道(階段)を照らす氏子の子ども会が作った灯篭 この写真を見る
◯境内と拝殿及び手水場 この写真を見る この写真を見る この写真を見る
◯宮司宅前にも門松 この写真を見る
◯拝殿前の門松 この写真を見る
◯参拝者に配られる福笹 この写真を見る
玉栄寺
◯鐘楼 この写真を見る
12月15日(夜座)~18日(昼座)までの四座、長野の玉栄寺で報恩講が行われました。
浄土真宗本願寺派【玉栄寺】暮れの行事【報恩講】が行われました。
15日(金)は午後7時半開始で五年ほど前から始められた近郊の子どもを相手に「家族(子ども)報恩講」が行われました。
本堂前には子どもの靴が沢山脱いでありましたが、きれいに揃えられていたのには感心しました。
境内の要所要所には壮年部の人が【永大経】行事の時に作った竹灯篭が点され友達同士誘い合わせたり親御さんと一緒に約40人ほどの子どもが集まり、献灯献花献香の後、簡単な法話や参加者全員で読経(らいはいのうた)を行いました。
殆どの子ども達は読経の節回しも覚えていましたし寺での行事に参加する子どもが増えたことの証で嬉しく思いました。
読経が終わると皆が楽しみに待っていた北九州在住ハリーさんの大道芸(約1時間)が行われ子ども達は熱心に見入っていました。
◯境内の竹灯篭 この写真を見る この写真を見る
◯本堂に入ったらまずお参り この写真を見る
◯集まった子ども達 この写真を見る この写真を見る
◯献灯献花献香の手伝い(本来は立って行うべきでしょうが、子どもは立つと走り回ることを懸念し、座して行う様に取り計らわれた住職の作戦、見事に成功!) この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る
◯子ども達による読経の様子 この写真を見る
◯住職の話を聞く この写真を見る
◯大道芸の開始を待つ子ども達 この写真を見る
◯大道芸に見入る子ども達 この写真を見る この写真を見る この写真を見る
◯ハリーさんからバルーン細工のプレゼント この写真を見る
16日(土)は、昼座午後1時~、と夜座午後7時半の二座が行われました。
当寺年番の奥さんや婦人会役員さんによる手作りのお斎、「けんちん汁」具沢山の「味噌汁」にご飯が昼座の始まる前に子どもも11名参加してご馳走になりました。
婦人会の皆さんご苦労様でした。
久しぶりに頂いた「けんちん汁」大変美味しかったです。
お斎も終わり午後1時から昼座が行われました。
◯住職宅で遊びに夢中の子ども達 この写真を見る
◯お斎 この写真を見る
◯佛婦による献灯献花 この写真を見る この写真を見る
◯代表献香(佛婦) この写真を見る
【門前の小僧習わぬ経を読む】と言う諺がありますが父親(住職)のそばでいつも聞いているのでしょう。
読経(正信偈)が始まると「南無阿弥陀仏」と保育園年中組に通う住職の子どもさんも大きな声で唱和していました。
◯大きな声で「南無阿弥陀仏」 この写真を見る
◯読経(正信偈) この写真を見る この写真を見る
この後ご法話がありました。
白糸の【寒禊ぎ】に行ってきました。
16日(土)長野玉栄寺の報恩講の夜座が終わって一旦帰宅し午後11時過ぎに白糸熊野神社の寒中行事【寒禊ぎ】を見に行ってきました。
この集落に400年以上昔から続く年の瀬の行事(祭典)です。
外気温は3~4℃、11時半頃現地に到着しました。
境内では焚火が辺りを照らす中、観客も集まり始めており報道関係者も数社見えていました。
11時45分にフレ太鼓が叩かれると、禊ぎ参加者が焚火の周りに集まりだし賑やかになり始めました。
熊野神社で準備した褌100本(昨年から有償販売500円)が全て無くなったとのことなので持参する地元の人達を加えると100名をはるかにオーバーしていたと思います。
17日(日)午前0時を期して本殿で祭典が行われましたが、この時刻になると「オイサッ!オイサッ!」の掛け声が境内に響き渡っていました。
最初に拝殿前で地元関係の年男が祢宜にお祓いを受けながら神社役員から御神酒を戴き3升3合の白米を3個の桶に分けられたものを運ぶ準備で肩に担ぎ上げます。
松明と提灯を先頭に洗米の担ぎ手、これに続いてお祓いを受けお神酒を戴いた禊参加者が次々に「オイサッ!オイサッ!」の掛け声をあげ乍ら白糸集落の中を流れる長野川の支流、川付川の上流(白糸の滝の水が源流です)に設けられた禊場に向かいます。
禊参加者は 禊場の上流で洗米が終わるまでの間、腰までつかり禊ぎをします。
途中から水をかけ合い照明に照らされた水滴と湯気が立ち上るのが勇壮です。
今年は水温が低かったのか洗米を済ませた年男が禊場を上がるより早めに上がる禊者が目につきました。
何年かに一度は褌やタオル、髪の毛が凍ることもありますが今年はそこまでは寒くなかったと思います。
洗米が終わると境内に準備されたカマドで3升3合の米を神殿に供える為の飯炊きが始まります。
カマドの火は竹を使いますが何故普通の薪を使わないのかは分かりません。
例年は炊上ってお供えの準備が出来、それを神社と境内にある観音様にお供えしてからの祭典が終わるまで待機していましたが今年はカマドに火が入るのを確かめてから帰路につきました。
それまでの様子を載せておきます。
(神酒拝戴と禊場の動画を後日掲載予定です)
◯焚火 この写真を見る
◯フレ太鼓(山間の集落の住民に間もなく祭事が始まるので準備をして境内に集まるようにと告げる太鼓です。この日は集落の人達は夕方から親戚や友人・知人を招待して酒食の接待をしているので欠かせない合図でしょう) この写真を見る
◯焚火周りの禊ぎ参加者(禊ぎ前) この写真を見る この写真を見る この写真を見る
◯祭典(神官・神社役員) この写真を見る この写真を見る
◯神酒拝戴(お祓いを受け乍ら頂きます) この写真を見る この写真を見る
◯洗い桶に入った新米(1桶に1升1合入っています) この写真を見る
◯禊場へ向かう(暗くてごめんなさい) この写真を見る この写真を見る この写真を見る
◯禊ぎ中 この写真を見る この写真を見る
◯禊ぎが終わり境内へ この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る
◯冷え切った身体に焚火で暖をとる禊ぎ参加者 この写真を見る この写真を見る
◯洗米を釜へ移す(3升3合) この写真を見る この写真を見る
◯水量をチェックする先輩 この写真を見る
◯水量OKの許しが出てカマドに火を入れる この写真を見る