今日「長糸の環境を守る会」での環境パトロールを行いました。
20年前「山紫水明の郷」と言われ、地域の水流【長野川】へ不法投棄等が目立ち始めこのままではいけないと立ち上がった有志を中心に長野川を以前の清流に戻そうと言う活動が発展し長糸校区に住む人は子どもから大人まで住民全員が会員の組織として「長糸の環境を守る会」が発足し、自然環境・住環境を子孫に引き継ごうと各行政区の三役及び公民館が中心になって毎年数回住民から監視やクレームが寄せられる箇所をパトロールを行い、その結果を踏まえて関係者には改善の申入れを行っています。
今回は三箇所回る予定で公民館に集合して、白糸滝まで行き、白糸地獄地区に計画され現在、行政訴訟が行われている、長糸校区のみでなく糸島市全体で阻止している「残土処分場計画」の反対看板が強風等で飛ばされない様に補強と周囲の草刈等を行いました。
幸い夏休みに入って直の土曜日だったせいか最盛期ほど来客の車による混雑はなかったけど駐車場は満車状態で、清流の冷たさや涼を楽しむ人は多かったけど この写真を見る少し霞んでいたので市内方向の眺望はいまいちでした。
駐車場正面の看板は普段から白糸地区の人たちが気掛けてくれているので補強・草刈等の必要はありませんでした。
処分場計画地や広域林道沿いの看板もしっかりしていましたが周りの草を刈って見やすくし一部植樹された紅葉の木が台風の影響で倒れていたので枯れた枝等を整理し応急的に直しておきました。この写真を見るこの写真を見る この写真を見るこの写真を見る メンバーの中には処分場計画予定地は初めての人も居たので詳しい白糸行政区長から付近の説明を受けました。この写真を見る
次に近郊の自治体の下水処理場等からの汚泥を搬入し土壌改良用材を製造している業者の工場に行きましたが以前に比べて随分改善されたように思います。この写真を見る環境パトロールの都度気付いた点を申入れている結果だろうと思いますし、数年前には周囲の樹木が枯れていたけど緑が戻ってきたように思います。この写真を見る 古い施設を取り壊し新築計画の予定を話されていたが、この写真を見る この写真を見る 気懸かりなのは東日本大震災の後、関東地方各地の下水処理場の汚泥に放射性物質が含まれている事が問題になり、仮集積中でその処理が出来ていない様だし何れ保管出来なくなればその処分を民間業者に委託する可能性もあり、悪徳業者によりこっそり持ち込まれないように気をつける必要がありそう。
最後に建築廃材等の焼却場に行きましたが焼却炉が故障中との事、道理でここ数日煙が見えなかった理由が分かりました。この写真を見る
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