糸島市全住民約十万人の安心と安全を地域で守る組織【糸島市消防団】の団員による活動技術・能力・知識向上の一環として毎年行われている消火活動の基本技を競う「操法大会」が行われ、糸島市民の期待を担う登録団員998名の内767名が参加して大会が24日(日)早朝から炎天の中行われました。
出場選手は大会前の約一ヶ月、日常の仕事が終了してから連日夜遅くまで練習し大会に備えてきましたし、一緒に彼らを裏方として雑用を引き受け励ましてきた団員、選手一人ひとりに細かな指導をしてきた先輩団員には頭が下がります。彼達の存在が地域住民の安心感の源になっています。
今年は自動車(ポンプ車)部門【指揮者以下4名編成】13チーム、小型ポンプ(可搬式)部門【指揮者以下3名編成】12チームで行われ接戦の末
自動車部門 1位:野北分団、2位:波多江分団、3位:雷山分団でした。
小型ポンプ部門 1位:桜井分団、2位:芥屋分団(姫島)、3位:波多江分団でした。
今年から担当の役割で特に優れた選手を表彰することになり(駅伝での区間第一位選手表彰と似た制度)、自動車部門は「指揮者」「1番員」「2番員」「3番員」「4番員」の各一名、小型ポンプ部門の「指揮者」「1番員」「2番員」「3番員」の各一名、合計九名の選手が表彰されました。今後出場選手の励みにもなるだろうし各部門の技術向上に大きく寄与すると思います。
今回入賞を逃したチームも技術的には優劣つけ難く、些細なポイントの結果だろうと思いますし、今後の精進を期待します。
残念ながら入賞は逸しましたが長糸分団チームの機敏な動作での活動の一部を載せておきます。 (デジカメで遠方からの撮影画像なので見辛い点はご容赦下さい)
楢崎分団長以下、当日出席した60名の団員の勇姿
自動車部門:指揮者以下4名の団員で操作し順次二本のホースから放水します。この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る延伸した二本目のホースが火点(火の元を想定した的)を一撃する直前(左側) の様子で、先に放水した1番ホース担当者は二本目のホース担当者が的を射落とし指揮者から放水止めの号令が掛かるまでこの態勢で待ちます。この写真を見る
小型ポンプ部門:指揮者以下3名の団員で操作します。この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る小型ポンプ車部門は指揮者が放水用槍管を背に延伸用ホースを担ぎ中継場所まで全力疾走します。 この写真を見る同僚や見学者の声援を受けて火点に向け放水する直前 この写真を見る
[nggallery id=73]