25日(日)伊都文化会館で行われた表記会合に出席し活動発表等を見てきました。
今年は、【部落解放同盟福岡市協議会女性対策部長田中真理子さん】の講演「部落差別の現実と解放運動の大切さ」の後、糸島市内で活動している識字学級から継承発展した地域の学級四団体の活動報告がステージ上で行われました。 (写真の一部にはモザイクをかけた映像もありますがご容赦下さい。)
〇実行委員の開式の言葉 この写真を見る
◇主催者挨拶
〇糸島市解放学級経験交流会実行委員長挨拶 この写真を見る
〇部落解放同盟糸島市協議会委員長挨拶 この写真を見る
部落解放同盟糸島市協議会女性部長挨拶に引き続き来賓紹介があり、会場は指定された観覧席もほぼ満員 この写真を見る
個人的感覚であるが、壇上の部落解放同盟の荊冠旗をこれだけ多く並ぶと照明の色を少し考える必要があるのではないだろうかと感じた。
赤地の左隅に当初の黒に赤の荊冠と白の星模様が描かれており部落解放同盟にとっては神聖な旗印であるが、照明の具合に依りステージ上が異様に暗い感じを受けた。
現在の荊冠旗生地の赤色は血と受難と殉教をイメージされたのであろうが、この生地の色が希望をもたらす色に替わる様な差別のない時代が早く来てほしいと思う。
◇来賓祝辞
〇月形糸島市長の祝辞 この写真を見る
〇浦糸島市議会議長の祝辞 この写真を見る
☆講演
〇講師(田中真理子さん) この写真を見る
・自分の生い立ちの説明
・現職として実感した、「いまだに続く差別の現実」「実態調査から」見えて来る厳しい現実
・自分の立場で何ができる?・この頃気になる状況 学校における教職員の人権意識の課題等、同和教育の実践を知らない人が増えて来たのではとの危惧
・福岡市における解放教育(解放保育)についての話
子ども達につけたい力
・人の話を聞く力・話す力
・集中力
・ルールを理解して守る力
・良い人間関係を作る力
・五感を十分に使って感覚・実感を豊かに感じ取る力
概略伊集の点を体験を交えての講演で分かりやすく思いました。
☆活動報告
①有田中央東雲学級 この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る 怪獣体操この写真を見る
②二丈解放学級 この写真を見る この写真を見る この写真を見る
③池田友愛学級 この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る この写真を見る
④三雲(一)青空学級 この写真を見る この写真を見る この写真を見る
以上の昨年度活動報告が行われました。
三雲(一)青空学級は、紙芝居風に作られた、終戦直後と思われる頃の子ども(虐めに遭う貧乏な生活を送る韓国人の子とその子を守る一人の子どもに子どもを洪水で亡くしたキツネの母親にまつわる話で韓国人の子が家族と一緒に母国に帰国するまでを物語風に纏めてありました)
近年はどの発表チームもパワーポイントとプロジェクターをうまく使っての発表で画像も比較的鮮明になっており理解しやすくなってきた。
数年後は動画を使うチームも現れるのではと期待します。
大正11年全国水平社創立大会に起草された「全国水平社宣言」最後の言葉、【人の世に熱あれ、人間に光あれ。】80年以上前に発されたこの文言は、現在にも十分通用しその様にあって欲しいと思います。