宇美八幡宮秋季大祭は雨の為、拝殿にて諸祭典を行いました。

既報(動くお知らせ)の通り14日(土)夜8時から淀祭を行いましたが翌15日(日)は終日雨の予報が出ていましたので、お旅所への下向は取りやめ拝殿に三台の神輿はお泊り戴くことにしました。

夜店もテント張りで規模を縮小して開店しました。
6時過ぎには近郊の子ども達で賑わっていました。
○賑わう夜店(14日夜)  この写真を見る この写真を見る この写真を見る 

 石段を照らす氏子の子ども達手作りの灯篭も例年通り灯され神秘的な雰囲気を醸し出していました。
○石段の灯篭(氏子の子どもが減り一人が数個宛作ったそうです)  この写真を見る この写真を見る 

15日(日)は朝から雨が降って居り、11時から開始の「室小路祭」は現地に行けないのでお籠り所で「室小路」の方向に向かって行いました。
この祭典は宇美八幡宮独特のもので、仲哀天皇の御遺体を何処に仮埋葬すべきか近郊の子どもに「室小路」と言う場所で占ってもらい長嶽山の一角(現在の上宮)に決まったと言うことで、その祭典が稚児の行事として引き継がれています。
◯祭典の様子(室小路方向を向きます)  この写真を見る この写真を見る この写真を見る 
◯お神酒と青豆を戴く本稚児(甘酒・青豆二粒を三回戴きます。そのあと参列した稚児も神酒と青豆二粒戴き参列者も戴きます)  この写真を見る この写真を見る 

午後1時からは拝殿で「御旅所祭~鎮座祭」が行われました。
鎮座祭のお供えは新米(昔はご飯にしていた名残か茶碗の様な容器です)酒(甘酒)の他にお膳に盛ったお供えを三体のご神前にそれぞれ参の膳までお供えします。
それぞれのお膳には盛り付けるものが決まっており近年では入手するのに苦労する食材もあります。
◯壱の膳(くわい・栗・新生姜・とさかと青い海藻・柿・ユリ根 この膳には箸が添えてあります)  この写真を見る 
◯弐の膳(するめ・昆布・山芋:通常は短冊に切った物を格子状に積む・小判型の餅・蜜柑)  この写真を見る 
◯参の膳(だいこん:短冊に切った物を格子状に積み上げる・ナマコ型の餅・柚子)  この写真を見る  

鎮座祭が終わると餅まきが行われますが、今年は手渡しで行いました。
雨で参拝者が少なかったので三十個以上行き渡ったと思います。

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