「白糸の寒禊ぎ」に来ませんか?

明日17日夜、正確には12月18日午前0時を期して日本奇祭の一つといわれる「白糸の寒禊ぎ祭」が行われます。祭の起源、祭典の様子等詳細はこのホームページ左側メニュー 【ながいと案内】熊野神社(寒みそぎ祭) を参照してください。

昨年の様子を祭の流れに沿って少し載せておきます。

午前零時前に呼び掛けの太鼓が打たれ禊ぎに参加する人たちが集まって来、祭典開始で神主から全員がお祓い受けお神酒を頂きます。この写真を見る この写真を見る  担当の住民が担ぐ松明を先頭に年男に担がれた新米を入れた桶に続き参加者が「オイサ・オイサ」の掛け声で禊ぎ場に行き、この写真を見る 冷たい禊ぎ場に入り、新米を洗う作業が終わるまで禊ぎを行いますが、
Dsc01624水の掛け合いが始まると湯気が立ち上るような状態になり、この写真を見る この写真を見る 外気が冷たいときには髪の毛も凍りピンとなるほどで、水からあがると足の感覚も無くなるほどで、神社に戻ると参加者は直ぐ採暖のため焚き火の周りに集まり、この写真を見る 禊ぎ場で洗われた新米を神殿に供えるため早速t竹の薪を使った釜でご飯が炊かれ炊き上がると神前のお供えとして盛り付けが若者によって行われます。この写真を見る 珍しそうに盛り付けを見ている留学生この写真を見る

昨年から長糸校区で「ウエルカムワールド」の一環として九州大学のインドネシア留学生との交流を行っており留学生も最後まで見学しました。当初は男子留学生も禊ぎに参加してみたいとのことだったので地元の人に御願いし「白褌」を準備してもらいましたが、暖国育ちの彼らには無理なようで見学だけにしました。宗教的戒律で肉類は食べませんが魚は大丈夫と言う事で地元の人に「山女」をご馳走になりこの写真を見る  昔からの慣わしによって炊かれた(公民館で炊かれ各氏子の家に配られますし参拝者にも振舞われますが、刃物を使わない決まりのため手でちぎったこんにゃく等が入っています。)「お握り」もご馳走になりました。(沢庵や白菜の漬物も出されますがこれも手で裂いた長細い大きなものです)この写真を見る 参加した留学生と記念撮影この写真を見る この写真を見る

今年も留学生9名が参加(見学)したいとの事、雪が降らなければ良いのだが・・・・

白糸の小学校在校生保護者の好意で3名ずつに分散しそれぞれのお宅で祭典が始まるまでの間、「寒禊ぎ祭」当日の来客接待の様子等の体験をしてもらう予定にしています。酒や肉類(教義に則ったお祓いを受けていない)を摂らない彼達の為に、祝宴の席に少し迷惑を掛けるのではとの懸念もありますが、お互いにとって異文化に接する良いチャンスでしょう。

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